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泉美木蘭
2022.8.8 17:44

アムネスティ・インターナショナルはロシアの団体?

アムネスティ・インターナショナルってなんなの?
一方的に侵略して、民間人を虐殺しまくっているのはロシアで、
ウクライナは、自国の領土内が戦場になっているのに、
学校や住宅地に軍事拠点を置いてるから人道に反するって、
アタマわいてるでしょ。
批判されて「遺憾の意」は表明したようだけど、
報道の内容見た限り、そもそもの主張を取り下げてはいないん
じゃない?
“人権お化け”みたいな団体というより、明白に親ロシア団体、
としか思えない。

土曜日はグレンコ・アンドリー氏、篠田英朗氏のお話から、
ロシアを悪と断罪できない平和ボケ&忘却の国家・日本の
ヤバさをいろんな視点から見直すことになったけど、
堂々とロシア支援する世界的人権団体まで存在するんだから
恐ろしいわ。
同じことを、未来の日本に対してもやられるんじゃないかな?

土曜日は本当に面白かったけど、同時に、怖くもなった。
ウクライナが平和ボケだったという話は、ぎくっとするところだし、
やっぱり核武装は必要だなと思ったけれど、日本の場合、
核以前にそもそもの軍事力を縮小させることに熱意を燃やしまくる
人々に全体が引っ張られすぎていて、自衛隊をどんどん貧乏にして
いる。
ウクライナが、現状、武器を供給してもらうために、
欧米諸国の「信頼」を得るべく制限を守らなければならないという
話は、リアルな事情とはいえ、やっぱり超絶理不尽だと思った。
人権団体って、そういうところに意見した方が、より現実に即した
活動になっていいんじゃないの?

国際法を尊重すべきというのはもちろん承知の上で、
でも、それを一番踏み倒してきたのはアメリカなんだけどなぁ、
もっとアメリカには要請に応じて欲しいよなぁというモヤモヤも
残った。
そのモヤモヤの中身も直視しないといけないと思う。

 

泉美木蘭

昭和52年、三重県生まれ。近畿大学文芸学部卒業後、起業するもたちまち人生袋小路。紆余曲折あって物書きに。小説『会社ごっこ』(太田出版)『オンナ部』(バジリコ)『エム女の手帖』(幻冬舎)『AiLARA「ナジャ」と「アイララ」の半世紀』(Echell-1)等。創作朗読「もくれん座」主宰『ヤマトタケル物語』『あわてんぼ!』『瓶の中の男』等。『小林よしのりライジング』にて社会時評『泉美木蘭のトンデモ見聞録』、幻冬舎Plusにて『オオカミ少女に気をつけろ!~欲望と世論とフェイクニュース』を連載中。東洋経済オンラインでも定期的に記事を執筆している。
TOKYO MX『モーニングCROSS』コメンテーター。
趣味は合気道とサルサ、ラテンDJ。

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